Terminator Salvation

adf2009-06-20


ターミネーター第4作。アメリカではほぼ同時期に公開されたトランスフォーマーリベンジに大きく水を空けられて、失敗作の烙印を押されてしまったらしいけれど、日本では大ヒット。このシリーズは2が映画史に残るくらいの大傑作で偉大すぎるので、評価が厳しくなってしまうのは仕方ないかもしれないけれど、確かに作品全体の雰囲気が暗いのととランスフォーマーと比べてキャラクターの魅力が乏しくなっているのは少し残念。

実質ダブル主役で物語が展開されるのだけれど、その為にいまいちどちらにも感情移入できないし、非力な主人公が強くたくましいスケットの助けを借りて、追跡者(ターミネーター)から逃げながら旅するというシリーズお約束のプロットが中途半端に終わったのも少しがっかり。個人的には前半のマーカス・ライトとカイル・リースが逃げながら旅するシークエンスが一番おもしろかった*1ので、そのまま突き進んで欲しかった。

なんだかんだいってもT-800の登場シーンではテンションが上がったので、シュワちゃんすげーって思った。さすがはかりふぉーにゃ知事。

*1:逆にメインがジョン・コナーになってからは今イチ。ラジオとかで指示やヒントを出しながら、ひたすら基地で待っている役の方が良かったのにって思いました。