Numb

久しぶりの日本での年末年始。久しぶりに会った友人の話。


今は社会人のその友人は、大学の頃からずーっと片思い中らしい。その相手とは仲の良い友達で一緒にディズニーランドにいったりもするらしいけど、相手に恋愛感情はまるでないらしい。という、まあ結構よく聞く話ではある。とは言っても、二人っきりで夜行バスに乗ってディズニーランドに行くくらいだから、普通の友人関係じゃないんじゃないか?なんて思ったりもするのだけれど。そういうこともなく、彼女は単にディズニーランド行きたかっただけらしい。その証拠に僕の友人はその彼女に実に3回以上告白して、そして断られてるのだ。彼女曰く、「友達としか見れない」いやはや。

それでもあきらめきれない友人は、片思いし続ける覚悟らしい。
いつかは振り向いてくれることを信じて。彼は1年前の彼女の誕生日プレゼントに買ったもののあげることのできなかったティファニーのネックレス(そりゃあ単なる友人にこんなものもらったら、ひいてしまうから。あげなかった判断は正しい)をいつの日か彼女に渡せる日が来ると信じている。いや、たぶん信じてるわけじゃないだろうけど恋は盲目ってわけだ。


しかし、いつの日にか自分の所へ着てくれるはずだとか、必ず戻って来るって信じ続けることにどんな意味があるのだろうか?いや、そんなことが全くないとは思わないけど。あってもそれは妥協の結果でしかありえないんじゃないだろうか?2番とか3番で我慢できる人はいるのかもしれないけど、僕には無理だ。1番になれないなら、そこには意味がなく1番になれるところを探すべきなんじゃないか?そう思えるのはまあ自分のおごりなのかもしれないけれど。


惚れるってことは負けるってことなんだ。