Air Kimuchi

アメリカ行ってました。特に何ってしたわけじゃないけど、だらだら楽しかったですよ。
で、実際のアメリカでの日々はまた気が向いたときにでも書くとして、今回は行くまでの過程、つまり飛行機の話。

今回はできるだけ安くがテーマだったので、関西空港から韓国で乗り換えてLAに行く回りくどい方法で飛んできた。なので使った航空会社はエアコリア。なんつーか、コリアンのみなさんは色んな意味でパワフルでカルチャーショック*1だった。

まず初めにいきなりクレイジーなかんじの人を目撃してしまった。関西空港出発時に搭乗までの時間をつぶしているときに近くに座っていたおばさんなんだけど、ずーっと韓国語でぶつぶついってました、一人で。なんか窓の外の飛行機に向かって不平というか、呪かけてるみたいなかんじ。まさにクレイジーコリアン。途中で航空会社だか空港の職員だかの女の人に話しかけられて受け答えしてたので、まるっきりクレイジーってわけじゃないんだろうけど、でもその後に持っていた傘を振り回し、イスにヒットX2、ついには自分の後ろに投げ捨てちゃったりして、やばいニオイをぷんぷんさせていた。つーか、日本語しゃべれる。つーか、そっちがネイティブみたいなので(職員の人とは日本語でしゃべってたし)正確にはクレイジー在日コリアンなのかもしれないけど、とにかく何らかの電波を受信していたのは間違いない。

ちなみに肝心の飛行機での移動は大阪ーソウル、ソウルーLA間ともにすごく快適*2だった。スッチーさんやパーサーさんはみんなすごい細々気のつく人ばっかりだったし、なんつーか、あれですなコリアンレストランでも思うんだけど、韓国系のサービス業のレベルは総じて高いことが多いと思う。逆に言えば、韓国人が求めるサービスのレベルが高いせいもあるんだろうけど。機内食にビビンバもちゃんと出たし、でもあんまうまくなかったので、帰りは普通のビーフ選びました。こっちは普通にうまかった。やっぱ機内食でビビンバを完全に再現するのは難しいらしい。

帰りも含めて、まあ満足の空の旅だったんだけど、じゃあ何がカルチャーショックなのかというとコリアン乗客のみなさんのマナーなのでした。行きの飛行機でも映画やってるのになぜか通路に立ち尽くすコリアンおばさまの勇姿を拝むことができたんだけど、帰りは後ろの席に座ったコリアンオヤジがすさまじかった。とにかく、前の席(つまり僕の席)を蹴りまくり、最初子供なのかと思ってみてみたら、おっさんだった。機内でふるまわれたワイン飲みすぎてちょっとほろよいになったらしく、コリアン分からない僕でも分かるくらい酔ったかんじでスッチーさんと大声で会話してみたり、あげくの果てには靴を脱いだ足を壁とイスの隙間から僕の領域に潜入させてきた。くさいYO!いや、そこまで臭わないけどなんか嫌だYO!備え付けの毛布と枕隙間ふさいで対抗しました。完全防備。

まあ、国内便や新幹線で見かける日本オヤジのみなさんのマナーもお世辞にもいいとは言えないし、そもそもこの人スタンダードなコリアンオヤジってわけじゃないんだろうけど、僕のコリアンオヤジに対するイメージが悪くなったのは間違いない。

で、そんなことを考えながら飛行機を降りて、関西空港の入国審査で並んでいるときに割り込んできた関西オバちゃんのスーツケースのキャスターに足をひかれ、オバちゃん何事もなかったように俺の前に収まったときは、関西のオバハンのマナーというか、民度の低さにカルチャーショック受けてみたり。

生まれも育ちも関西なのに、カルチャーショック*3

*1:台湾人は一緒にすんだりしたぐらい色々親しくしってる人がいるのだけど、韓国人は日本ではもちろん、アメリカに住んでた間もほとんど交流がなかったので。アメリカ育ちのコリアンとかは知ってるけど、やつら中身はアメリカ人みたいなもんだしなー。直球のコリアンといえば韓国料理屋さんのおばちゃんぐらい。特にコリアンオヤジは今回がファーストコンタクトっていってもいいかも。どーでもいいけど注のとこ長いね

*2:横の席の人の足が臭ったこと以外はだけど。ニュージーランド人のそのおじさんはすごく良い人だったのだけれど、革靴に素足でしかも靴脱いじゃう人だったので結構酸欠状態に。さすがニュージーランド人、リアルホビットかって思った

*3:つーか、そもそもオヤジやオバちゃんは古今東西マナーがあんまよろしくないものなんだろうとは思うけどさ。若者なんか全然マナー良い人のほうが多い気がする。マナーの良いオヤジになりたいもんだ