Do Indians Dream of Spicy Sheep?

僕の住む街、High Circle Templeは日本のインドと呼ばれているとかいないとか。だからってわけじゃないけど昼飯に本格派インドカレー*1食べた。折角なのでナンで食べたし、カレーの種類はマトンカレーだった。肉好き*2な僕だけどマトンは普段あまり食べる肉じゃない。なので心して食べたマトンは想像以上に野性味溢れる感じの味*3で、懐かしい記憶が蘇った。

あれは小学校高学年くらいのとき、学校でお楽しみ会みたいのがあって、みんなそれぞれ家から食材を持ち寄ってクッキングってかんじのイベントがあった。で、歯医者の息子のしんちゃんが持って来たのはマトンの缶詰めだった。そもそも調理がメインのイベントだったから缶詰めは持ち寄る食材のチョイスとしては不正解なんだけど、そんなことよりマトンが何か知らない僕にはマトンがいったい何なのか、そしてどんな味がするのかに興味津々でそれどころじゃなかった。そんな僕のひとりパニックにはお構いなしに、しんちゃんは缶詰めを開けて、とりあえず試食した僕は、しんちゃんに「どう?」って聞かれて「すごいマトンマトンしたマトンだね、これ」みたいな返し*4をしたという、甘酸っぱい記憶。

この一件の後、なぜか僕の脳にマトンが大人の食べ物*5として登録され、その後しばらくマトンブームが僕の中で続いたのだった。おかんに「今日の晩御飯何がいい?」と聞かれて「マトンがいい」っていう小学生。その発言を華麗に無視して無難にマーボー豆腐とか作ったおかんは正しかった。

おふくろの味=マトンはワイルドすぎる。

*1:旨いしパンチが効いてる、風邪気味だったのも治っちゃう

*2:まだまだ若い、心はティー

*3:肉食ってるよって感じがすごいする。ライオンになった気分。

*4:ザしったかぶり

*5:しんちゃんのお父さんのおつまみだったらしいから