Pirates Of Caribbean At Worlds End

adf2007-05-27


超話題シリーズの完結編。前作、前々作も観ていたので、前売り券とか買って*1結構な期待と若干の義務感込みで観に行きました。

前作、前々作もそうだったけど、本作もストーリーとかシーンの映像美とかではなく、世界観とキャラクターを楽しむ正にテーマパーク的な魅力全開の映画だった。特に、3作目にも拘らずジャック船長のキャラクターは新鮮さとユニークさを保ち続けていて、いつもどおり素晴らしかった。むしろ3作目にして、あのスタコラサッサな走り方とか、殴られたときのリアクションとかは既に名人芸*2に到達しそうな勢いでした。でも、シリーズ最終作ということもあってか若干ストーリーのまとめパートの割合が多くて、その分ジャック船長の活躍が少なく感じたのが残念。あと、前作*3では、あれほど強くて怖い悪役だったデイヴィ・ジョーンズがなんだかパワーダウンしちゃった*4のもちょっとがっかり。逆に第一作目のビランだった、バルボッサ船長はいい感じの役柄*5で大活躍だったので、バルボッサファンの皆さんには大満足のはず、ある意味本作で一番活躍していたのは彼だったのかも。

流石に超話題作だけあって、普段映画館で映画観ない人達もたくさん観に来ていたみたいで、それがちょっと新鮮だった。横で大量に何かスナック的なものを食べていた若者カップルの彼氏の方が、映画の途中で豪快に睡眠をとっていたのに、横でずっと映画を観ていたはずの彼女より映画の内容を理解していて、映画終わったあとに彼女に説明していたのとか面白かった*6

*1:普段前売り券とか使ったことないから、映画館の窓口でいつのタイミングで出せば良いのか若干迷った。フェイントとかかけてやろうかしら、みたいな

*2:シムケンさんのバカ殿の領域!

*3:デッドマンズチェストね、去年なのですな、あれ。時の流れは早い

*4:フライングダッチマン号が現れても、前作ほど絶望的な気分にならない

*5:ピッコロさん的なポジション

*6:睡眠学習