男同士のフィギュアスケートペアがリンク上でただひたすら下品で馬鹿馬鹿しいことをすれば面白そうという小学3年生男子の頭の中のような素晴らしいコンセプトに基づく、2007年でいちばん「ていどひくい*1」映画。
この映画の魅力はウィル・フェレル*2の魅力とほぼイコールなので、彼が苦手だという人にはお薦めしません。相変わらず「むさ苦しい」を体現するようなボディーを惜しげも亡くさらして、画面に登場するほとんど全てのシーンで、思いつく限りの下ネタを繰り出す彼の姿を教養や常識が邪魔をして笑えない人はある意味不幸だと思う。
もちろん映画館にいる他の誰よりもハイテンションで大笑いしていたよ、僕は*3。