2008年の映画をふりかえる

今年も空中キャンプの人のアレに参加。
http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20081214#p1

空中キャンプの人が書いているように、今年は良い映画がいっぱい公開されていて、悩みつつも実際上げてみると毎年のことながら、実にベタなセレクションとなりました。

僕の普通さを証明するために今年も目指せ「空中キャンプ賞」。


1. 名前(id、もしくはテキトーな名前)/性別
adf/男

2.2008年に劇場公開された映画でよかったものを3つ教えてください
『ミスト』 http://d.hatena.ne.jp/adf/20080511/p1
ダークナイト』 http://d.hatena.ne.jp/adf/20080810/p1
僕らのミライへ逆回転』 http://d.hatena.ne.jp/adf/20081012/p1

3.2で選んだ映画の中で、印象に残っている場面をひとつ教えてください
ダークナイト』の取調室でバットマンさんがジョーカーさんに尋問する場面。
一方的に暴力を行使するのはバットマンなのに、作品中最もジョーカーの強さが目立つ素晴らしいシーン。バットマンとジョーカーが最も深くコミュニケーションを交わすシーンでもあり、ここで表現されている両者の表裏一体性は作品のメインテーマそのもので、演出面からもクリストファー・ノーラン監督の思い入れの深さがビシビシ伝わってきちゃいました。

4.今年いちばんよかったなと思う役者さんは誰ですか
ロバート・ダウニーJr.
命がけの脱出&恩人との死別という経験をしながらも帰国後、真っ先にチーズバーガーを食べる『アイアンマン』のトニー・スターク役とか
『トロピックサンダー』での弾けっぷりとか、悪ふざけ全開なのに愛らしくて、格好良くさえも見えてしまう好演。全身に「軽薄」オーラを纏っていて、アメリカの高田純次と呼びたい。個人的に。

5.ひとことコメント
ブラインドネス』『ウォーリー』の2本をまだ観ていない(公開中に映画館に観に行く予定)ので、それを除く映画から選んだのけれど、選んだ映画はどれも監督の個性と思い入れが強く出ていて、映画を観終わった後に自分の中に何らかの強い感情を残す作品パワーの強い映画ばっかりだった。

スティーブン・キングの小説を初めて読んだときに感じた不安で、心の中がザワつくような嫌な気分を観客に味わせたい!」を観てハートがザラついたり、「(映画史に残る発明/発見)ジョーカーとはこれだっ!」に素直に惚れ惚れしたり、「僕の好きなものを見て下さい」で超ハッピーになったり、映画って本当に良いものですねって気持ちになったのは、年のせいなのかしらん。