DAY−3

早朝3時前に、友人のホテルの前で専用バスに乗ってサンライズ見るために、先日『弾丸トラベラー』というテレビ番組でも紹介されていた、マウナケアという火山へ。真っ暗な中割とスピードを出したバスの運転に恐怖しながら、頂上のサンライズ見るスポットに着いたけど、ハワイなのに極寒だった。氷点下近い気温でしかも風が台風並に強くて、凍りつきそうだったけど、幸い事前に調べていたおかげでホテルの毛布を持って来ていたので、彼女さんとそれにくるまってなんとか生き延びることができた。耳とかちぎれ飛ぶかと思ったけど。

そんな環境に耐えて見るだけあって、サンライズは素晴らしく綺麗で、パチパチと音がするくらいパワフルで神々しくて、パワースポットっていわれているのも納得だった。太陽出たら、明らかに暖かくなった(気温が上がった)ので、そのせいという気もするけど。

日の出を見た後、バスはさらっと山道を下り地上へ。途中、裏庭に鶏を飼っている小さな売店に寄ったりして、すっかり常夏の気候に戻ったハワイのフリーウェイを通り、友人の泊まるホテルに到着。

そのホテルはフォーシーズンズ マウイ アット ワイレアってところで、僕らが泊まったマケナ ビーチ&ゴルフ リゾートも良いホテルだったけど、そこよりもランクの高いラグジュアリーなリゾートホテルだった。で、そこで友人とその友達と朝ごはん食べることに。ホテルのレストランで、20ドルを超える値段の高級なベーコンと目玉焼きを食べている時に、隣のテーブルに見覚えのある顔の男が二人の幼い子供とやって来たのが見えた。それは息子&娘さんと朝食をとるアダム・サンドラーだったので、心臓が止まるくらい驚いた。あまりにもアリエナイ光景だったので、最初はソックリさんかと思ったんだけど、よく見れば本人であることは明らかで、僕はサンドラー映画のほとんどを観ているくらい彼のファンなので心臓の鼓動が早くなるくらい緊張した。子供への接し方とか、映画そのものの良きパパぶりに感動していると、勇気ある友人の友達が、デザートか何かを取りに行こうと席をたったサンドラーさんに声をかけて、花嫁となる友人とツーショットで写真を撮ることに快く承諾してくれた。できれば僕も一緒に写真とってもらいたかったけど、パパ大好きでたまらないであろう子供たちが、サンドラーさんが本の数メートル、数分間だけテーブルを離れたときでも、泣きわめいていたので、これ以上邪魔しちゃ悪いと思ったので、遠慮した。隣のテーブルとは言え、数メートル以内の会話が聞こえるくらいの距離だったので、アダム・サンドラーと朝食を食べたと言っても過言ではないし、そういう風に記憶に残すことにしよう。

朝食後、車で自分のホテルの戻り、朝早かったので昼寝することにした。せっかくだからプールサイドまで行って横たわったんだけど、しばらくはいい感じだったものの、痛いくらいの日差しが出てくると暑くてギブアップ。彼女がロミロミを予約していたので、彼女がいない間、部屋でクーラのありがたさを味わいつつ、テレビみたりテラスで本読んだり、ダラダラ過ごした。

戻ってきた彼女とホテルから車で30分かからないところにあるらしいキヘイって街へ。スーパーでブラブラ、その後若干迷子になりつつ、何とか到着することができ、地元のファーストフード(チェーン店でないとこ)でフィッシュアンドチップスを食べて、周辺をブラブラしたのだけれど、暗くなって来たので帰ることに。

帰りも再び迷いかけたけど、無事知っている道に辿りつくことができ、いつものモールに立ち寄ってお土産ちょっと探した後、ホテルへ戻ったら睡魔がやってきたので、この日は終了。