Machete

adf2010-11-28

グラインドハウス」のフェイク予告編を元に、ロバート・ロドリゲスが作った本編映画。でっかい鉈を持った不死身のダニー・トレホが大暴れするメキシカン(向け)映画というワンアイデアを殆ど膨らませずに、デ・ニーロにジョージWのモノマネさせたり、リンジー・ローハンの親子どんぶりとか、ミシェル・ロドリゲスの革命家コスプレといった、酔っぱらいが朝方に思いついたようなアイデア*1を盛り込んだ愛すべき作品。

飲み会が盛り上がりすぎたためか、特にヴィランの人数が多い上にいちいちキャラが立ちすぎていて*2、しかもそれぞれの関係性が割りと複雑だったりするので、個々のキャラが消化不良な感じになってしまったのが多少残念。でも、そんなことよりジェシカ・アルバのシャワーシーンがCGだったことの方が遥かに残念だったのは言うまでも無い。

*1:多分、企画会議という名の飲み会を夜ごと開き、リアルに酔っぱらいながら作ったんだと思う

*2:デ・ニーロ、ジェフ・フェイヒースティーヴン・セガールドン・ジョンソンっていう胸焼けするようなラインナップ